2009年02月24日

トンカチぼうや

トンカチぼうや
いとう ひろし
クレヨンハウス
おすすめ度の平均: 5.0
5 すごい!


いとうひろしさんの絵本は本当に好きだなぁと思います。
以前「だいじょうぶだいじょうぶ」を紹介させていただいていますが
一冊しか紹介していなかったんだ!!と驚きました。

いとうひろしさんの絵本は優しさがにじみ出ていて
絵も特徴があってすぐに分かります。

「トンカチぼうや」では音が絵で表現されています。
初めて読んだときの感想は「今までに出会ったことのない絵本だなぁ」
でした。

トンカチぼうやが壊した犬小屋の修理をしているお父さん。
釘を打つ音を聞いていたトンカチぼうやは不思議な事に気が付きました。
そっとめをとじて、みみをすましてきいていると、
ほら、くぎをうつおとがみえてくるんです。
ページをめくるとその音のイメージが絵として
見開きで描かれています。
どこかとおくのしらないところから、
だれかがたずねてきたみたいなきもちです。
これからなにがおきるのか、
わくわくしてくるたのしいおとです。
読んでいる私たちも同感です。

この後、トンカチぼうやは、お父さんがいなくなったすきに、
道具箱からトンカチを取り出し、いろいろなものをたたいてみます。

ゆっくりめをとじて、
しめったじめんをたたいてみました。
ページをめくるとその音のイメージが見開きに描かれます。
どこかとおくのしらないところで、
おおきなけものがおきあがります。
なんだかちょっぴりこわいけど、
しずかなきもちになるおとです。
この表現にグッときませんか?
トンカチぼうやは、
ほかのおともみてみようとおもいました。

この、他の音も見てみようという発想を子供にも持ってもらいたいと
思います。
もともと子供はみんなこうかもしれませんが。

新しい発見や気付きがたくさんあって、大人の私でもワクワクしてきます。

音をイメージした絵も「音が見える」気がしてくるのです。
ガードレールの音なんてキーッ!!となるような
ビックリする音が表現されています。

最後がちょっと怖い。
子供に読むのをためらってしまう内容です。
ココを読むときは、読む前に、前置きをして読むのが我が家流?です。

おちゃめないとうひろしさんの頭の中をのぞいた気分になる
絵本でした。


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2009年02月23日

くすのきだんちへおひっこし

くすのきだんちへおひっこし
武鹿 悦子 末崎 茂樹
ひかりのくに
おすすめ度の平均: 5.0
5 表紙のおおきな木の中に・・・

「くすのきだんちは10かいだて」に続くくすのきだんちシリーズ第二弾。

ページをめくると優しい色の風景が広がります。
この絵本は温かさがありますよね。

「はるのかぜにうかれて」くすのきだんちへかえる君がやってきます。
管理人のもぐらのもぐが出てきて、だんちの中を案内します。
色々な動物や鳥たちが住んでいてレストランまであります。

ただ今8階が空き室。
「ひろーい!」とかえる君。
もぐはかえる君にくすのきだんちに住むか尋ねます。
かえる君は
8階に住むのは、階段をたくさん上がらなくてはならないので
くたびれるからと首を振ります。

しかも、「7かい、かけすさん。」「9かいは、ふくろうさん」
「10かいは、ももんがさん」と聞き、
とりさんが苦手なかえるくんは「さようなら」と断りました。

帰ろうとするかえる君は、
「かいだんをおりるのがめんどうで、ひょいとてすりにとびのると
すーい。すーい すーいとすべるうちに、いきおいあまって・・・」

その後、かえる君はくすのきだんちの皆の優しさ、温かさに触れ
引っ越してくることを決意します。

もぐさんは「かいだんがながくてきのどくですけれどもね。
まども、たかいかな?ドアののぶなんかもね・・・。」と
かえる君が住みやすいように模様替えをしてくれました。
それがまた素晴らしい模様替えなのです!
さすが!!と思いました。

こんなに親切な住人や管理人さんがいたら、
私たちもすぐにでも引っ越したい!!と思ってしまいます。
つながりを大切に、相手を思いやる気持ちを
子供にも持って欲しいと願います。


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posted by 絵本大好き母 at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月19日

おやすみなさいの おと

おやすみなさいの おと (講談社の創作絵本)
いりやま さとし(作)
講談社
売り上げランキング: 120094

ぴよちゃんシリーズでおなじみのいりやまさとしさんの絵本です。
ココではまだ紹介していませんが
私は「みどりのくまとあかいくま」も大好きです。
優しさが詰まった絵本が多いですよね。ファンも多いだろうなぁ

この絵本もまた、優しさがたくさん詰まっています。
我が家でも寝かしつけ絵本になっています。

絵も色使いも優しい雰囲気で
読んでいる私まで暖かな気持ちになり落ち着きます。
ただ、子供はお話の内容を最後まで聞きたいのか
眠くてたまらない日以外は「読んでいる途中に寝ること」はありません。

5匹のあらいぐまの兄弟が、寝る時間になっても
「外から聞こえてくる音」が気になって眠れません。
その音が何であるか分かるたび、一番上のお兄さんから1人ずつ眠っていきます・・・

静まり返ったとき、外の音にとても敏感になったりしますよね。
子供は不安に思うことも多いかもしれません。
一番上のお兄さんが外の音を耳に手を当てて聞いている表情も
とても不安そうです。愛らしい。

不安な表情、安心してすやすや寝ている表情など
とてもよく描かれていて、読んでいて顔がほころんでしまいます。

四番目のお兄さんとおちびちゃんが眠れずに
「外の音」が気になり、小さな椅子をもってきて外を見ると
ふくろうのおまわりさんが、すごいスピードでまどのまえをとおりすぎて
驚いていすから落ちてしまうという場面があります。
音を聞いておかあさんがやってくるのですが
まだ起きていた事に驚いたお母さんは優しいのです。

私だったら、「まだ起きていたの!!」と叱ってしまうと思います。
このページを読むたびに自己嫌悪に陥ります。
不安で眠れない子供にさらに追い討ちをかけてしかってしまっては
いけないなぁと反省するのです。
なかなか眠らないわが子を何度叱ったことか・・・反省しまくります。
あらいぐまのお母さんを見習おうと毎晩思います。

そして、最後まで眠れなかった一番下のおちびちゃんが聞いた
外の音は「ほとほと ほとほと」です。
お母さんに抱き上げられて見た窓の外には・・・雪。
素敵でしょう?

細かなところにまで描かれていて
昔ながらの絵本という感じです。
温かい絵本です。


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posted by 絵本大好き母 at 11:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月18日

南の島の星の砂

南の島の星の砂
Cocco
河出書房新社
おすすめ度の平均: 4.5
5 星の夜、
3 COCCOファンにはおすすめ?
2 他のレビューはよかったけど私は
5 ???
3 美しい絵本だが紙質に?

Coccoの絵本です。
Coccoが好きな夫にプレゼントしたものだったと思います。
結婚する前の事です。恥ずかしい・・・

家の片付けをしていたら出てきたので
子供の本棚に置く事にしました。
寝かしつけ絵本になっています。

買った時は、内容というより絵の力強さや雰囲気に
驚いた記憶があります。

今は、子供に読むという中で内容に興味津々。
子供に絵を見せながら読んだ事は一度だけ。
あまり良い反応ではなかったように感じます。
何だろう・・・絵の雰囲気や色使いが独特で、黒の表現という感じで
子供には少し怖いと思う雰囲気があるからかもしれません。
私も、初めて読んだときは怖いというかドキドキがありましたから
子供の反応も分かるような気がします。

この絵本の絵の描き方が、力強い不思議な雰囲気を出しているのだと
思います。

海、島、空・・・自然の美しさ、力強さが
とても優しい言葉で表現されています。
一ページ一ページに自然の素晴らしさを訴えているような
感謝すること、美しい自然を守る事、
自分自身や人々を大切に思う事のすばらしさが表現されているような・・・

買った当初は思わなかった感情があります。
何と表現すべきかわからないのですが
何度も読んでわかるというか
今の私だから、このように感じるのではないか・・・など思うのです。

不思議な絵本だと思います。
大好きです。

いまだに、
波はうねり 風は吠えて
小さな島を飲み込むように
激しく暴れます
ゴウゴウ ビュウビュウ
という表現や
このページの絵には「怖さ」を感じますが
その後に、見開きで
吹き荒れた風が 止まれば
南の海は 真っ暗な闇の世界
でも 耳を澄ませば
朝の足音が聞こえるでしょう?
というところで優しさを感じるのです。

次のページには
ワクワクするようなお日様の絵があり
洗いたての 東の空に
ポカポカのお日様が 生まれる頃
星は 島の岸辺に打ち上げられていました
とあります。
私はこのページが一番好きです。

今日悩んでいたことが洗い流され、新しい一日が始まる。
何か良い考えが生まれる!!
という気分になるのです。

この絵本が何を訴えているのかを勝手に想像し、
読んだときの状態により、自分の感情や思いが見えてくる
というような絵本。
子供に毎晩読んでいる私は、同時に自分を見つめる時間になっているのかもしれません。

子供の寝かしつけには最高です。うちの子はすぐに寝ます。
優しい文章が心を落ち着かせるのでしょうか?
子供向けというのではないかもしれませんが
子供にも決して悪くはないと思いますがどうでしょうか?


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posted by 絵本大好き母 at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月14日

しろくまちゃんのほっとけーき(こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
わかやま けん
こぐま社
おすすめ度の平均: 5.0
5 0歳の息子の一番人気の絵本
5 毎晩、子供に読まされた本
5 しろくまちゃん大好き
5 見て初めて喜んだシリ−ズ
5 おいしい絵本

ロングセラーのこの絵本。
多くの方に支持されていますよね。
しかし、我が家には「こぐまちゃんえほんシリーズ」がありません。
いろいろな所でよく目にする絵本なので読んでみようと思いました。


しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るお話です。
道具を揃え、材料を揃え・・・
お母さんに「ホットケーキを作る時には何が必要か?」という事を聞いて、
しろくまちゃんが自分で準備をしている様子が見られます。

「たまごを わって
ぎゅうにゅう いれて
よく かきまぜるのね」
という部分はお母さんが担当しています。

混ぜるのはしろくまちゃん。
ホットケーキを作る手順のように
必要なものをどんどん入れる工程が分かります。
レシピ本の様ですね。

そして焼きに入ります。
見開きでホットケーキが焼けていく工程が描かれ、
楽しい音が添えられています。
ホットケーキが食べたくなります。
よだれが出そうになります。

そして、お友達を誘って一緒に食べ、2人でお方付け。
お皿をちゃんと洗っています。

お片付けの様子まで描かれていて、親としてはとても嬉しいです。
食べたらちゃんとお皿を洗ってお片付けしようね!!
と言ってちゃっかりお手伝いしてもらいましょうわーい(嬉しい顔)

我が家はこの絵本を読んだとたん「ホットケーキ食べたい!!」
と言い出しました。
そうだよね!!食べたくなるよね!!
と、今日材料を買わされました。
ちゃんとお片付けもしてくれるかしら??


この絵本はいろいろな方に愛される理由がわかります。
ただ、しろくまちゃんの表情がずっと同じである事に少し違和感が・・・
一生懸命混ぜている場面だけしろくまちゃんの表情はマッチしていますが
他の場面では「にっこりお顔」を見たかったなぁと思ってしまいます。
必要のないことなのかもしれませんが、私には気になってしまいました。

でも、気になっていた絵本だったので読めて良かった。
子供の「ホットケーキ食べたい!!」というお決まりの反応を見て、
この絵本の人気や素晴らしさを実感しました。


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posted by 絵本大好き母 at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月13日

かたつむり (狂言えほん) (大型本)

かたつむり (狂言えほん)
内田 麟太郎 かつらこ
ポプラ社

内田 麟太郎さんの「ぶす」「かきやまぶし」に続く狂言絵本第三弾。
この後に「かみなり」も出版されていますね。
どれもこれもちょっと気になります。

この「かたつむり」は
「日本の伝統芸能である狂言の演目『蝸牛』を、楽しくアレンジしたもの」
だそうです。
表紙の絵を見る限りでは「読みたい!!」とは
なかなか思いにくいのですが、
「Z会」のFREEペーパーの「小学生になる前に読んでおきたい絵本2009」
で紹介されていたので気になって、読んでみました。

以前、紹介させていただいた「落語絵本『じゅげむ』」も
このパンフレットにて紹介されていました。

「パパが宇宙をみせてくれた」
「できるかな?あたまからつまさきまで」
「教室はまちがうところだ」
など、気になる絵本が数多く紹介されています。
後々、このブログでも紹介したいと考えています!!
読んだ事のある絵本もいくつかあって、このブログでも早く紹介しないと!!と思いました。

「かたつむり」
かたつむりを知らない太郎冠者は、主人の命令でかたつむりを探しに行きます。
主人の「かたつむり」の説明を手がかりにやぶの中を探します。
そこで、太郎冠者は「やまぶし」をかたつむりと勘違い。
やまぶしも太郎冠者を「からかって、あそんでやろう。」とだまします。

主人の説明を聞いて太郎冠者が「かたつむり」をイメージするページや
「はやし」の場面など、あらゆる場面に面白さがちりばめられています。
どのページも細かく絵が描かれていて、隅から隅まで見ても飽きない、
表情豊かな絵本です。
何度読んでも、新たな発見がある絵本だと思います。

やまぶしの頭の上に、本物のかたつむりがのっているのが
気になって気になって
子供と一緒に「ここにいるのにねぇ」と言いながら読み進めました。


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posted by 絵本大好き母 at 08:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月11日

かわいいてんとうむし (あなあきしかけえほん)

かわいいてんとうむし (あなあきしかけえほん)
メラニー ガース ローラ ハリスカ・ベイス
大日本絵画
売り上げランキング: 38986


本屋さんでこの絵本を見つけたときに
「タイトル通り本当にかわいらしい絵本だなぁ」と思いました。
絵本のつくり自体もしっかりしているし、
イラストの雰囲気も優しくてんとう虫も立体的で、
見て、触って楽しい、小さい子供たちにも好かれそうな絵本です。

甥っ子にプレゼントしようかなぁと中身をのぞいてみると・・・

「てんとうむし 10ぴき おきだしてくると、
ちょうちょがやってきて 1ぴき きえた・・・・。」
ページをめくる毎に動物や昆虫がやってきて
てんとう虫が一匹ずつ消えていきます。

この内容にビックリ!!
「・・・かわいくない・・・かわいくないよ〜」と
内容を知る前には想像もしていなかった出来事にドキドキ。

「どんどん食べられているけど、最後はどうなってしまうの?
何を伝えたい絵本なの??」と思いました。
でも、最後のページで一安心。
スリル満点!!(笑)だけど、とってもかわいい絵本でした。

10ぴきのてんとう虫がそろっているときは
見開き左ページに10と書かれ、右ページに10ぴきのてんとう虫
それがどんどん減って、てんとう虫も減る。
数のお勉強にもなりますね。
数字も書かれ、てんとう虫を数える事で数と数字も一致する。

しかも、いろいろな動物や虫が出てくるので
色々な事を学べる気がします。

甥っ子の誕生日はこの絵本をプレゼントする事に決めました。


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posted by 絵本大好き母 at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | e

評価別

★★★★★ 必読!
★★★★_ おすすめ!
★★★__ 良い
★★___ イマイチ
★____ おすすめしない
ぜひ一度は読んで欲しいおすすめ絵本です
できれば読んで欲しいおすすめ絵本です
良い絵本です
ちょっと微妙に感じた絵本です
当サイトではあまりおすすめできない絵本です

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(あくまでも目安です)
乳児から
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5歳・6歳・7歳から
大人も楽しめます

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あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま行 / や行 / ら行 / わ行

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