2009年04月08日

もくもくやかん

もくもくやかん (講談社の創作絵本)
かがくい ひろし
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 足も手もある、いえ、ちゃ〜んと顔もあるんです!
5 暑い日にどうぞ


表紙に惹かれて手に取った一冊。
この絵が何とも言えず好きですね。
ホッとするというか、若いんだかお年を召してるんだか
わからないやかん・・・
やかんの見る目が変わったような・・・

この絵本はずいぶんまえに読んだ事があったのですが
また、この絵本との出会いがありまして・・・運命?

かがくいひろしさんの絵本はいくつか読みましたが
本当に独特なものがあります。
大好きです。
50歳で絵本作家デビューなのですね!!素敵です!!

「なんにちも なんにちも あめが ふらず、
だいちが ひあがって いた ときの ことでした。」
とはじまります。
そのページにはやかんくんが汗をダラダラたらして
一生懸命に走っている絵が描かれています。

やっと着いた所には、「ポット、あかやかん、じょうろ、きゅうす」が
やかんくんがくるのをあせをダラダラ流して待っていました。

みんなで準備体操をして・・・
「おおきく いきを すってー。」

・・・何かがはじまりそうです。

ココにはここまでしか書けません!!ぜひ、読んでみてください。
やかんくんたちの表情がたまりませんよ。
きゅうすくんが、愛らしくてたまりませんよ。
みんなの頑張りで
かっぱやかえる、かたつむり、多くの生き物たちが喜びます。
ちょっと憂鬱な雨降りも、ちょっと思い出し笑いのある素敵なものに
変わるかも?
うちの子はげらげら笑って聞いてくれます。
読み方を工夫すると子供のつぼに入るようです。

最後のページのみんなが和んでいる場面でも
読んでいる私までウケてしまいます。
「やまほど」に毎回やられます。

裏表紙の折り返し部分のやかんくんの気持ち、わかる!!
やかんを使用した後にいつも思い出す絵ですわーい(嬉しい顔)

・日本図書館協会選定図書
・全国学校図書館協議会選定図書


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2009年03月18日

みんなおやすみ…

みんなおやすみ…
和木 亮子 いもと ようこ
金の星社
おすすめ度の平均: 5.0
5 本当に暖かい本です。


「本書は、秋篠宮悠仁さまのご誕生を記念した読売新聞社主催
創作童話コンテスト・大賞受賞作『ねむれない夜に』を原作とし、
絵本向けにするために、その原文をいもとようこ氏が大幅に修正して
絵本化したものです。」

このように、この絵本は読む前からわくわくしました。
子供の寝かしつけにも良いかな?どんな内容かな?など・・・
表紙のくまさんの表情が何とも言えず愛らしい。

ゆきがふってきたというのに、
くまはねむれないでいました。

『どうしてことしは
ねむれないんだろう・・・・・・。
はやくねむらなくちゃ・・・・・』
とはじまります。

めをとじていたら、そのうちねむれるだろう
・・・など
くまさんの行動には親近感がありますよね。
冬眠前のくまさんがこんな事を考えているのかな
などと思うと楽しくなります。

しばらくすると・・・ぬきあしさしあしでのねずみ、りす、
たぬき、きつね、いたち、うさぎの親子が
「さむ〜い」と言いながら次々とやってきます。
その間、くまさんは寝たふりをして耳をすましています。
動物たちは、くまさんによじ登り、抱きついていきます。

みんな、くまさんが寝ていると思っての行動なのです。
くまさんをお布団にして冬を越していたのですね。
でも、くまさんは、今まですぐに寝入っていたから知らなかったのです。

ふゆのあいだ、みんなはぼくをおふとんにしてたんだ。
まいとし、ぼくのおふとんでねてたんだ。
ぼくは、ひとりぼっちでさみしくねむっているとおもっていたけど
ひとりぼっちじゃなかったんだ。
ぼくがみんなのおふとんになり、
みんながぼくのおふとんになってくれていたんだ
そうおもうと、うれしくて・・・・・・うれしくて・・・・・・。


この部分は何とも言えないです。かわいくてかわいくて。
冬眠は1人でするイメージです。ずっと1人で眠って冬を越す・・・
想像してみた事もなかったのですが
冬眠というのはとても寂しいものなのかもしれませんね。
みんなで冬を超していたことに気付いたくまさんの気持ちを思うと
幸せ一杯になります。

毎年毎年この幸せな冬眠が続く事を想像しつつ
私たち親子も眠りに付く事ができました。
心が温まる優しい気持ちになるステキな絵本でした。


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posted by 絵本大好き母 at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年03月12日

かずの絵本

かずの絵本
五味 太郎
岩崎書店
おすすめ度の平均: 5.0
5 遊びながら【かず】を覚えられる!

五味 太郎氏すばらしい・・・と読むたびに見るたびに思ってしまう一冊。

「この絵本を見る子供のそばにいる大人の方々へ」に書かれている内容にも
グッときました。
「算数の入門書のような,数え方の手引きでもなければ,
数字の書き方を教えるものでもありません。・・・『かず』が主人公・・・」

五味さんがおっしゃる通り、この絵本は
「『かず』という要素が満ちている」
のです。
この絵本は「かずがキャラクター」。
でも、この絵本以外のあらゆる絵本も
実はかずはキャラクターになっているのかも・・・
などと、この本を読んでからは思うようになりました。
どんな絵本でも「かず」って隠れていますよね。
とりさんが飛んでいたら・・・「とりさん何羽いるかな?」と考えるだけで
「かずがキャラクター」になる。

そういう目線で見るという見方に気付かせてくれたこの絵本。
うちの子は大好きです。

前半は車や電車などが多く登場して、男の子向けかな?など思いましたが
間に動物さんや野菜果物があり
後半に女の子が登場してきます。
なので皆に楽しんでもらえますね。さすがです!!

「なんにんいるのかかぞえてみようか!
めんどくさいからやめようか!」
「このほんはさんじゅうにページということ・・・・・・」
は、かなりツボです。
こどもたちにもそうなのではないかな?
見返し部分もツボです。


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posted by 絵本大好き母 at 02:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年03月06日

シマウマしましまなぜあるの?



NHK教育テレビで放送されていた人気番組「なぜ?どうして?がおがおぶーっ!」の原作となった絵本です。
我が家でもあの番組は家族みんなで楽しみにしていました。

原作のこの絵本はもちろんあの内容そのままですので
やはり親子でワイワイ楽しめます。

題名の「シマウマのしましまはなぜあるの?」というような
どうぶつに対しての素朴な疑問に、
とても面白い回答がいくつも書かれています。
巻末に一応正式とされている答えがあるのですが、
それも「現時点ではそう考えられている」というようなもので、
はっきりとした正解がないというのもまたいいです。

とにかく親子そろって、ああじゃないか、こうじゃないか、
と考えを巡らして議論する。
そんな楽しみ方ができる絵本です。

絵そのものもかわいらしくて子供がなじみやすいですし、
他にもどうぶつ探しなど考え次第で様々な遊び方ができます。

子供の好奇心をくすぐり、
自分で答えを考える訓練になる、すばらしい絵本です。
これまたおすすめです。


↓番組のDVDも出てます。
NHKなぜ?どうして?がおがおぶーっ!~シマウマ しましま なぜ あるの?~ [DVD]
コロムビアミュージックエンタテインメント
おすすめ度の平均: 4.0
4 観る動物図鑑



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posted by 絵本大好き父 at 02:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年03月04日

バルバルさん

バルバルさん(こどものとも絵本) (こどものとも絵本)
乾 栄里子
福音館書店
おすすめ度の平均: 5.0
5 バルバルさん、大好き!!
5 素敵な絵本です
5 いいですねぇ。


何度読んでも子供が大笑いしながら見るというような噂を聞いて
探していた絵本。
見つけました。

第一印象は、味のある絵だな、というのと、
面白いタイトルだな、という感じでした。

中身はというと、
バルバルさんは小さな床屋の主人。
ある日、変わったお客が次々にやってきてます。
戸惑いつつも丁寧に対応するバルバルさん。
職人魂を感じます。

しかし子供達が喜んで読むというのは納得で、
笑える出来事の連続です。
それでも話は淡々と進んでいく不思議なテンポの良さがありますね。

ちょっと楽しい本を子供に読み聞かせたい、なんて時には
最適の絵本じゃないでしょうか。
おすすめです。


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posted by 絵本大好き父 at 02:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月26日

あな

あ な(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集 (63))
谷川 俊太郎
福音館書店
おすすめ度の平均: 5.0
5 全ての人のための絵本
5 最高にシュールな世界!?父親にお勧めです
5 なぜか救われる。嘘のない絵本。
5 絵本の中の絵本
5 大人にも子どもにも心に残る1冊

普通は横に開く絵本ですが、この本は縦に開きます。
主人公のひろしが黙々と穴を掘る話なので、
下へ下へと読み進んでいく形になっています。

100かいだてのいえ』が下から100階まで上るので上へ上へと読み進む形だったのと対照的です。
二冊を読み比べてみるのも面白そうです。

内容ですが、前述の通りひろしがただただ、黙々と穴を掘ります。
そこにはおそらく明確な目的はありません。
ただなんとなく、掘るのです。
周囲の問いかけにもどこか上の空、
そっけない返事を返しつつ淡々と掘ります。

そして自分が掘った穴の中で何事かを考え、
今度はせっかく掘った穴を埋めていくのです。

谷川俊太郎さんの言葉がなんとも心地よい絵本です。

しかし、言ってみればただこれだけの絵本です。

でもこの中で色々な事を考えさせられます。
自分も子供の頃は、こういう事をたくさんしていたような気がします。

自分の世界で、自分の心の赴くままに行動し、
漠然とそこで何かを考え、感じる。

何も根拠はありませんが、こういう経験をたくさんした方が
豊かな人間になっていくような気がします。
自分の子供にも、何かこういった自分の世界に入り込む経験、体験をたくさんして欲しいと思います。

もちろんこういう事はやらせるものではないので、本人次第ですが。
もしもそんな時には、この絵本のお父さんのように温かく見守りたいですね。

少し気になったのは、女の人にこういう世界観ってわかるものなのかな?という事です。

というわけで、感想とかコメントしてもらえると嬉しいです。


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posted by 絵本大好き父 at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | e
2009年02月16日

森の絵本

森の絵本
長田 弘 荒井 良二
講談社
おすすめ度の平均: 4.0
3 もしかするとミスマッチ?
4 身の回りに溢れる幸せやきれいなこと
5 大人のための絵本
3 子供には難しい・・・
5 自然のやすらぎを感じる絵本です

この絵本は一目ぼれで購入を決意しました。
内容は難しいので、子供にはよくわからないかもしれません。
親の私でさえ、よくわかりません。
が、何かを感じ取ってはいますわーい(嬉しい顔)
だから、内容を質問されても上手に答えられる自信はありません。
でも、「何かを感じ取ってくれればそれでいいんだ〜」と素直な気持ちを伝えています。
子供は納得はしていないかもしれませんが、やはり何かを感じてくれているとは思います。

この絵本は、大切な何かを訴えかけてくるように感じます。
イイ!!という感覚があるのです。

森の中。
大事なもの、大切なものを「すがたの見えない声」と一緒に探しに行きます。
ページをめくる度に「水のかがやき」「花々のいろ」、
「子どもたちのはじけるようなわらいごえ」「なつかしいにおい」、
「思い出」・・・
それぞれの大事なものや大切なものが挙げられています。
日常に散りばめられた、意識しないとそれが幸せだということに気付かないような事などが頭に浮かびます。

大事なもの、大切なものというのはちょっとした事の中にも
たっぷりと含まれているのですね。

−−−きみにとって だいじなものは 何?
『すきなひとの 手を にぎると わかる』
その声は いいました。
『ほら、こんなに あたたかい。だいじなものは その あたたかさ』
私はこの部分が大好きで、幸せ一杯な気持ちになりす。
「手を にぎると わかる」という所で
子供の手をぎゅーっと握りたくなります。
『ほら、こんなに あたたかい。だいじなものは その あたたかさ』
という所で私の心が満たされるのですよね。

この絵本は親の私のための絵本なのかもしれません。
とても癒されます。

この次のページも大好きです。
「ほら、そのひとの  目のなかに きみがいる」・・・
グッときます。ステキですハートたち(複数ハート)

森、草木・・・自然を大切に思う気持ち
私たちが多くの恵みのある地球から生まれた事に感謝して
日々、力強く生きていきたい。
元気をくれる絵本だと思います。

「だいじなものは 何ですか?
たいせつなものは 何ですか?」

静かな気持ちになってこのような事を考えてみるのも
良いものですね。

我が家では、この絵本は
「寝かしつけ絵本」になくてはならない一冊です。
難しいからかな?この絵本は睡魔を誘うようですわーい(嬉しい顔)

まだまだ、子供の理解は微妙な雰囲気ですが、
毎日、寝る前に欠かさず読んでいるせいか
「大切なものを探すんだよね!!」などと言うようになりました。

分かりにくい難しい絵本でも、大人も子供も関係なく
それぞれに「何か」を感じとる・・・
無駄な事はないのだなぁと感じます。
絵本って不思議。


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posted by 絵本大好き母 at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | e

評価別

★★★★★ 必読!
★★★★_ おすすめ!
★★★__ 良い
★★___ イマイチ
★____ おすすめしない
ぜひ一度は読んで欲しいおすすめ絵本です
できれば読んで欲しいおすすめ絵本です
良い絵本です
ちょっと微妙に感じた絵本です
当サイトではあまりおすすめできない絵本です

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5歳・6歳・7歳から
大人も楽しめます

タイトル50音順

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